Seattle

先日、家のみんなとシアトルに行ってきました。到着したときには、既に夕刻。曇っていたものの色温度の低い夕日の光が街の人工物を照らしていた。コンテナ用のクレーンが夕日に照らされる麒麟の様で勇ましく眼に写りこんだ。
 到着して直ぐ向ったのが、シーフードレストラン!しかも量がハンパないっ!テーブルの上に無造作に投げ出された色々な海鮮達。それを手で貪り食うのがまた美味い![,w200:left]
その後は、ダウンタウンを探検!今回2回目のシアトル訪問だったが、前回は全く街を探索することが出来なかったので、愛機を持ってHi_6と共に街へ繰り出しました。シアトルの中心地に建つ不思議な形をした建物・・・それがシアトル公立中央図書館。オランダの建築家レム・コールハースアメリカでの数少ない作品の一つ。
今までの図書館という存在を覆された作品の一つ。建築の不可欠な部分である構造体が全面に出ている作品。シアトルは地震地帯でもあることから、この作品の外壁が建築上重要な役割、即ち耐震性が外壁によって保たれています。外壁が単なる外壁ではなく、構造そのものである建物。。。スゲー&カッコイイの一言に尽きます。






建築事務所OMAの共同経営者であるレム・コールハースとシアトル出身の建築家ジョシュア・ラムズが中心となり、シアトルの建築事務所LMNとパートナーを組んでデザインしたもので、旧図書館が取り壊されてから2年半後の2004年5月23日に開館し、初日だけで2万5千人が訪れたそうです。初年度の訪問者数は1日あたりなんと8千人以上を記録!。書籍や DVD を貸し出す図書館としての機能は短期間しか滞在しない観光客には縁のないものですが、建築の面で国内外の注目を集めているこの図書館は、立ち寄ってみる価値は十分あると思います。
Public Libraryから4thを歩いていると、NYの故World Trade Centreの設計者の一人であるMinoru Yamasakiの作品Rainier Bank Towerが優々と聳え立っています。竣工は1977年。日系の近代建築家として、アメリカで確固たる地位を築いていた建築家。夜になるとビルの土台となる末広がりのコンクリート面を光がなめる様に上から照射されビル全体が宙に浮かんでいる様にも見えます。
翌日の早朝、市場に出かけてきました。商品棚へ氷を投げ、捕れたての海鮮物をデコレーションする人や、果物を並べる人達等、今日これから一日の繁盛のためにみな楽しそうに支度をしています。

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その辺に座って珈琲と煙草を吸っていた黒人の小父さん、カッコよかったので一枚。
御決まりのスターバックス1号店にも顔を出してきました。